魔女見習いのこと

 

 

 魔女見習いはじめました。

 

 年があけてはじめての月蝕のおこった日、唐突にもっと本格的に占いを学びたい、深く探求したいと思いまして、その好奇心と直感と心のみちびくままにまかせているところです。

 

 その日から起こったいろいろなことを自分自身にまとめるために、文章として残しておきたいと思います。

 

 敬愛する魔女さんにタロットを教えていただくことになり、そのようなわけで魔女見習いの称号を勝手に名乗りはじめてひと月とすこし、そしていまに至っています。

 

 まずわたしの魔女見習いへ至るまでの道を語るについて、ある友人のことを欠かしてお話することはできません。去年の四月、この世の地獄の業火のなかにいたわたしに彼女は「愛の庭」と名づけ手ずから編みあげたローズクォーツのブレスレットを贈ってくれたのでした。添えられたお手紙にはこのようなことが綴ってありました。

 

 「愛の庭の乙女、その優美で豊潤で繊細な庭は、あなたと親しみをかわす者にとって心安らぐ場所です。悲しみや苦しみに沈むとき、顔をあげて、これまで築いた美しい庭を見渡しましょう。丁寧に培った植物たち、光の洪水。乙女の愛は、その庭がみせるあらゆる表情と機微によって訪れます」

 

 これはわたしが大変だったとき、わたしを支えてくれた言葉で、忘れることのないようにカードに記してお部屋の壁に飾りつけています。

 

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 さらにそのとき彼女がブレスレットとともにプレゼントしてくれたのがユニコーンのオラクルカードでした。オラクルカードといってもそれがなんなのかわからないかたも多いかもしれません。そのときのわたしもそのような状態でした。オラクルカードとは簡単に説明すれば、いま必要なメッセージをあたえてくれるもので、そのほとんどがポジティヴでやさしく背中をおしてくれるものです。

 

 

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 タロットやオラクルとは無縁といってもいい状態で生きてきたわたしがはじめて手にしたカードです。それからさまざまなことがありました。敬愛する魔女さんと出逢ったり、わたしが生まれた星を読んでいただいたり、水晶のお店に訪れたり。振り返ればきっかけは、いつも彼女でした。彼女はわたしの運命の案内人のように、わたしの心が招かれている場所にみちびいてくれていることに気づいたのは、いつのことだったでしょうか。とにかくわたしの変化のなかに、つねに彼女は存在していました。わたしは彼女を守りたいと思いながら、彼女に守られていたのです。

 

 魔女になりたいというわたし自身のなかにある願いに気づかせてくれたのも、励まし喜んでくれたのも彼女でした。彼女と「魔女」から連想するカフェを巡ったりもしたものです。

 

 PAPPELBURG

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 中世の魔女の館のような空間を守護する騎士たち。貴婦人と一角獣。手渡された鍵。クレオパトラという名のお茶。美しい場所にいると自分のなかのなにかが育まれてゆくのがわかる。その芽からひらいた花をあつめて、おおきな花束にしたいと願う。その花束のことをわたしは、希望と呼びたい。

 

 あたらしい世界へとつづいているみたいね、と彼女とおおはしゃぎしながらひらいた扉。

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 十誡

 

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 この場所も魔術的気配のにおいに満ちています。

 いただいたモクテルCamillaは、魔女ではなく美しい吸血鬼のお名前ですが、深紅の薔薇の花びらまで口のなかで噛みしめてヴァンピール気分でした。まるでカーミラの皮膚みたいなモクテルで乾杯してから敬愛する魔女さんのレッスンの初日にむかったのでした。

 

 

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 魔女学校のノートとタロット。

 

 そんなわけでいまは、Twitterの魔女アカウントを中心に、魔女見習いの活動をしております。おもにカードをひいてお手紙を綴らせていただいているのですが、わたしの名前にちなんで「月のお手紙」「夢のお手紙」などと呼んでいます。

 

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 最後に。

 

 彼女がわたしのお誕生日にお手紙を綴ってくれたのですが、「あなたは愛の庭に神秘とつながる知恵の城を建てた女王。乗り越えられぬ風も波もありません!」と書かれてありました。愛の庭の乙女は女王になったのよ、と彼女は笑っていました。それに恥じないわたしでありたいものです。

 

 

 本日からこちらでも占いをはじめました。いまは二種類のみですが、そのうち増えてゆくものと思われますので、ご興味がありましたら。

 

coconala.com