虹のいのり、天使のあしあと

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 八月の空さまで開催されていた「魔女の芽 魔法の根」展で、ずうっとお迎えしたかったsorahugさんのサンキャッチャーがわたしのもとにやってきてくれました。たくさんのなかから「この子!」とひと目惚れしてしまった子。虹のある日々を、もうひと月ほどこの子とともに過ごしています。幼いころに憧れていた幻の銀水晶のようでもあり、角度がほんの少し傾くたびに表情の変わる、美しい少女の揺らぎみたいなこの子を見ていると、それだけで心が沈静化されます。

 

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 この子は朝目覚めたわたしに、世界はこんなにもうつくしいんだよ、と教えてくれるように、お部屋のいたるところに虹をふらせてくれる。わたしはこれを「天使のあしあと」と呼んでいます。目には見えない翼あるものがそのあしあとだけ出現させて存在を知らせてくれているような、この虹のふる空間にいると、そんな気持ちになるから。

 

 太陽が光の輪を描いたさきに透けた硝子から生まれた七色の光彩が部屋のあらゆる場所に浮かびあがる暮らしが、こんなに美しいものだとは思っていなかったので自分でもすこし驚いています。そもそもわたしは虹の美しさというものは、そこに不吉な予兆を見いだすものだとずっと思っていたので、その美しさに祈りを感じはじめている自分の心の動きにこそ、不思議な感慨を覚えているのかもしれません。

 

 かつては虹について、こんな文章を綴ったこともありました。ちなみに題名は『虹の罪、桜の罰』と過去の自分によって綴られてあったものです。

 

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 わたしの祈り。虹のふる処。愛のある場所。七彩のひかりとなって、欠けたものを満たすこと。これからも、この子とともに。

 

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