エミリーと庭の小道/草舟あんとす号

 

 

 去る二十三日、植物の本屋さんである草舟あんとす号さんから、お願いしていたご本のご入荷のお知らせがひと足はやいクリスマスの贈り物のように、わたしのもとに届きました。バーバラ・クーニーが挿絵を描いた絵本、『エミリー』——このご本はどうしてもあんとすさんでお迎えしたいとわがままをいって、注文させていただいたものです。

 

 なぜこのご本が植物の本屋さんである草舟あんとす号さんでなければいけなかったかについては、読んだことのないかたのためにもくわしいことは説明しませんが、いつだったか友人のご厚意でお借りしてから、ずっとお迎えしたいと望んでいたこのご本を、あんとすさんでお迎えできて、とても幸せでした。

 

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 実はこの日、あんとすさんでは種交換会というイベントが開催されていました。自分が育てた植物の種を持ち寄り、交換するという素敵な企画です。わたしも急遽お花の種を持参しましたが、これはわたしではなくお花を愛する母が育てたものです。ほんとうに突然の参加でしたので七種類ほどしか持ってゆくことができませんでしたが、母が喜んでいたのでよしとします。

 

 植物の本屋さんに訪うのだからと、母が折り紙で制作したちいさなクリスマスツリーも、無事にあんとすさんにもらっていただけました。

 

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 この日はイヴの前日だったのですが、あんとす号さんの書架を熱心に眺めていらっしゃる男のかたがいて、お話を聞いてみれば、お花が好きな恋人への贈り物をさがしているとのことでした。あんとすさんとわたしは目を輝かせながら「このご本はどうですか?」「あのご本も素敵」などといいながら、ちょっぴりだけ恋人たちの幸せのお手伝いをさせていただき、とても楽しい時間を過ごしたのでした。愛しいひとのためにと一生懸命ご自分で考えながら贈り物を選ばれる姿がまぶしく、そのかたが決められた贈り物が、わたしも大好きなTakeda Hiromiさんのカードと大好きなご本だったのでますます嬉しく思い、「よいクリスマスを」という願いとともにお別れいたしました。ほんとうに素敵な聖夜前夜のひと幕でした。

 

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 ガーデナーの母のために精油を、フラワーレメディのセッションでいただいた魔法の小瓶とコトリ花店さんのキャンドルを、わたし自身へのおみやげに。

 

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 ここは植物の本屋さんですが、同時にあんとすさんは魔女さんでもあるので、フラワーレメディやタロットのセッションもしてくださいます。わたしもよく、自分自身へのセラピーとして話を聞いていただいたり、魔法の小瓶を調合していただいたりします。この日はタロットもひいていただき、わたしのなかに宿る美しさをカードで教えてくださいとお願いしました。

 

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 そしてわたしのまえにあらわれてくれたカードはこのとおりです。愛と美の女神のアフロディテにならって、彼女をあらわす数字の「5」から、わたしの美徳を五つひいて解説してくださいました(お写真には六枚写っていますが、一枚は補足です)。カードの詳細はわたし自身の秘密なので説明は控えますが、美しいカードと心をやさしく照らしてくださるような内容でした。このようなわたしでありたいという祈りを、カードがしめしてくれたのかもしれません。

 

 

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