香水

幻の女

ある方からPOLAのフレグランスボディシャンプーのCasablancaとRoseを贈っていただく機会に恵まれてから寝台に入るまえのわたしは、百合か薔薇のにおいを纏うことが多くなった。 Casablancaは百合の香り。 この眠りを誘うように甘く、骨に響くように切ない香…

五つ数えれば君の夢

フレグランスの小瓶のなかには、わたしの夢とか希望とか、そういう砂糖菓子のごときものが詰まっている。わたしにはないもの、欠けているものを、香りを纏うことで、憧憬し理想し尊敬する女性の像へと、遠く隔たった距離から一歩近づくことがゆるされるよう…

源氏物語の香り

わたしは《もしも》という想像の翼を羽ばたかせて、そのなかに溺れてゆく「ひとり遊び」を好む。 たとえば香水。 素晴らしい書物や映画に出逢ったとき、そのなかに描かれている魅力的な登場人物、とりわけ美しい女性や少女は、どんなフレグランスを愛用して…